適齢期
久しぶりに映画を観ました(家でだけど)。
タイトルは『Hello, My Name is Doris』。(ウィキペディアからの紹介はコチラ)
日本語のタイトルは『ドリスの恋愛妄想適齢期』。(すごい訳!)
結構お年を重ねている独身の事務職の女性が主人公のおハナシ。基本はコメディーなんだけど、ちょっとダークなところもほろっとくるところもあります。
ドリスと同性で彼女の年齢にそう遠くはないワタクシはそう思ったけど、夫はちょっと受け取り方が違ったみたい。(「怖~い!」と言ってたし。)
主役のサリー・フィールドがすごく上手くて、彼女演じるドリスに好感もてました♬
流れる音楽も好きだったな。
それにしても「適齢期」ってなんだかオモシロイ言葉。
変換された漢字の意味をチェックすると、「それをするにのふさわしい年ごろ。特に、結婚をするのにふさわしい年ごろ。」
ワタクシはアマノジャクなので、「『ふさわしい』とか『ふさわしくない』とか誰が決めるの?」となってしまいます。というか、「適齢期」って日本独特の言葉ですね。
ちょっとググったら英語では「marriageable age」・・・
言わない、言わない!!!
「marriageable age」なんてすごく危ない言葉でしょう!オフィスで「キミは『marriageable age』だね」なんてセンシティブな人に言っちゃったら、ハラスメントで訴えられてもおかしくないかも。
ワタクシが住む国は、大抵なんでも個人を主張/尊重する国です。なので恋愛でも結婚でもしたい人がしたい時にします(カリフォルニアでは18歳以下は結婚できないけど)。例えば、ショップのボランティアのTさんも(推定年齢63歳/女性)は初婚で、来週に65歳くらいの離婚歴有りの男性と結婚します。70歳過ぎて結婚する人だって稀じゃないし、本当に皆色々です。
ワタクシが思うに、何かをするに「ちょうど良いだろうと思われる年齢」はあるので、それを適齢期と言うのでしょうね。
例えば「出産」は「適齢期」が有りかな!?10代だと体が整っていない人が多いだろうし、30代後半以降はは妊娠するのに難しくなってくる人が多いかもしれないし。
あとはなんだろ?ヒマラヤ登頂とか??極端なハナシかもしれないけど「年ごろ」がキーワードになると、そのチャレンジすることに対して体力が伴うかどうかはとても大事ではないかしら?
それにしても『marriageable age』は絶対にないよな・・・。だったら『un-marriageable age』はあるのか!?とかなるし。いやいや、びっくりな訳だわ。
Have a Happy Life!